凪の欲

主に大学/資格など知識欲を満たします

気楽に反物を使わない浴衣の作り方

凪です

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photographer:こいぬまさん

 

はじめに

どうにも反物の裁断の段階での失敗が許されぬ緊張で胃がキリキリするので、

気軽に手芸店の布で浴衣を作りました。

割と安く、自分好みの柄や肌触りの浴衣が着られます。

 

所要時間:20〜30時間(手縫いの場合)

     5時間〜15時間(ミシンの場合)

 

費用  :5000〜10000円

    

難易度 :★★☆☆☆

     型紙いらずで

     実は直線しか裁断しない、

     9割直線縫いという裁縫初心者さんにもおすすめの題材です。

 

材料(身長156cm程)

1.本

今回はこちらの本を参照しました。

浴衣だけでなく、幅広く作れるのと安心のDVD付き!

2079円です。

じゃんじゃん書き込んでいきます。

2.布

綿100%が着心地と作りやすさの観点からお気に入りです。

110×650(cm)を購入しました。

大体6000円ほどだったかと思います。

 

凪’s Point1

初心者さんは縦ストライプ柄が一推しです。(1枚目のお写真が見本です)

面倒な柄合わせをしない方法で作りたいので、

いつも無地orストライプor水玉模様や小花柄を選びますが、

ストライプは作りやすさがダントツで、スラっと痩せ見え効果も期待できます。

あとは、生地が凸凹がない方が印をつけやすく、切りやすいです。

 

3.アイロン

シワが伸びればなんでも良きです。

 

4.まち針

打てればなんでも良きです。20〜30本使います。

 

5.針

 

6.糸

絹の手縫い糸を使用しました。

綿でも縫えますが、滑りが悪く少し縫いづらいかと思います。

布の色と合わせましょう。

 

 

7.フリクションボールペン

チャコペンの代わりで、裁縫の必需品です。

布の反対色で太めが描きやすくてお勧めです。

今回は赤を使用しました。

長所はアイロンで綺麗に消えること、

短所はアイロンで綺麗に消えてしまうこと。

 

8.定規

30cmでも作れるのですが、圧倒的に50cm方が使いやすいです。

9.裁縫用はさみ

布が切れればなんでも良きです。

 

10.三つ衿芯

11×25使います。

今回は、生地の余りを活用したので、購入はなしです。

 

作り方

基本的には本の通りで作ることができますが、

作る上でのポイントを以下にまとめます。

 

①準備

まずは単の着物の作り方の流れをざっくりと読んでいきます。

流れがわかっていると間違うことなく作ることができるので、

おすすめです。

 

採寸し、必要な布の大きさを決めます。

ほぼ直線なので、

裏紙か何かに図面を書いてみると良きかもです

私はスプレッドシートを活用しています。

 

※型紙は必要ありません。あくまで設計図的なものです。

大体生地の幅が110cmなことが多いのでこちらになります。

合わせて632cm必要ですが、予備として650cm購入しました。

 

 

凪’s Point2

畳みシワがあると思うので、アイロンで伸ばしておきましょう。

正しく採寸ができなくなります。

 

②パーツ作成

本の内容とは異なりますが、

私は相当なほどにズボラな性格なので

どのパーツがどれかわからなくなるのでパーツごとに

切断→印つけ→縫い

をしています。

 

袖→内揚げ→背→脇→衿

と作っていきます。

 

凪’s Point3

ケンシロウの如く、まち針はこれでもか!ってくらい細かく打ち、

アイロンでくけるところはメンヘラの如くしっかりとくけます。

 

③パーツを繋げる

 

④仕上げる

全て縫い終わったらしっかりと浴衣の畳み方をして、

できるだけ重い重しを乗せて一晩おきます。

↑長く綺麗に使うために、綺麗に着付けるためにとっても重要なのです。

 

凪’s Point4

一番手軽なのは畳んだ状態に覆い被さるくらいのダンボールに、

本をたくさん詰めて乗せます。

 

さいごに

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photographer:つばささん

 

大雑把な性格でも作れる、そんな浴衣の作り方紹介でした。

浴衣といえど、柄や生地を選べば春から秋まで3シーズン着ることができます。

メンズの浴衣の作り方、お手入れの仕方、着方、コーデも紹介できたらと思います。